しつけに関するお話
いつもご利用ありがとうございます!
Pet Salon Aquanoです。
タイトルは「しつけに関するお話」とさせていただきましたが、僕自身はトレーナーではないので、本当の答えではないかもしれませんが、参考までにお読みいただけたらと思います。
先日トレーナーさんのお話聞くセミナーの機会があり、そこで話されていたことをシェアしたいと思ってこの記事を書いています。
結論から言うと、「それぞれの環境によって、抱えている問題が変わる」ということでした。
今回セミナーでお話されていたトレーナーさんは20年近くトレーナーをされている方でした。
海外で基本的なトレーニングの理論を学んで、日本で開業し、経験を積んできたようです。
ただ、実際にお客様のトレーニングをすると、理論だけでは上手くいかないことが出てきて、試行錯誤をして、「環境」という問題に気がついた。とのことです。
では「環境」とは何を指すのでしょうか?
今共に生活している家族のことでしょうか?
住んでいる場所でしょうか?
その答えは『生まれてから今まで経験してきた全て』でした。
どこで生まれ、どんな環境で育ち、どんな家族に引き取られ、どんな生活をしてきたか。
その全てが絡み合って引き起こされるもの。
これ、普通に考えたらかなりハードル高いですよね。^^;
でも、それを一つ一つクリアにしていくために試行錯誤しているのだそうです。
何に吠えるのか?何を怖がるのか?どうしてその行動を起こすのか?
正直僕には想像し切れないので、やはりプロにお任せするべきところなんだな。と実感しました。
トレーナーさんは本当に様々なことを試されて、トレーニングをしているようで、原因を探るために
裏声で話しかけてみたり、サングラスをつっけてみたり、ウィッグを被って女装もしたこともあるとのことでした。(トレーナーさんは男性の方でした)
きちんと犬と飼い主と向き合っているからこそ、できることなんだな。と感じました。
奥が深すぎますね!
一つ「吠える」「咬む」という問題行動と言われる行動ですが、これらは「自衛」の行動とも言われます。
つまり、自分を守るためにやるのです。
もちろん「環境」によって変わるので、自衛ではない可能性もありますが。
例えば、小さい子供が、寝ているところを触って起こしにきた。
ご飯を食べているときに、急にご飯を盗られた(お皿ごと移動された)など
こうゆう経験をすると、自分の安全を妨げられた。と判断して、行動を起こす子もいる。ということですね。
ざっとセミナーを思い返しながら書きましたが、何か得るものがあれば幸いです。
僕自身も色々飼い主様にお伝えしてきたこともありましたが、大まかには間違っていたことは言ってなかったかと思います。
ただ、やはり的確には言うことはできないな。そこはプロの方、トレーナーさんの領域なんだな。
と改めて実感しました。
また面白いお話が聞けたらシェアさせていただきます!
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