ドッグフードについて学んだこと〜その①
かなり遅れてしまいましたが、先日参加しましたセミナーの中で大切だな。
と感じたことをシェアさせていただこうと思います。
・食性について
・フード選びに大切なこと
・入って欲しくない原料
まず、ドックフードとはなんですか?
という質問から始まりました。
どんな答えが浮かびますか?
ドックフードつまりは「犬のごはん」ですよね?
当たり前だと思いますが、その当たり前に隠れてしまっているものがありました。
人は昨日食べたもの、一昨日食べたもの、きっと意識していないと1週間以上前に食べた食事の内容を思い出すのは困難かと思います。
しかし、人間と同じように家族として扱われるようになっている犬は
【不自然な程】同じものを食べています。
かといって、毎日違うものを食べた方が良いわけではありませんが
毎日同じものを食べているからこそ!
【フード選びが一生にとても重要な影響を与えている】
ということが言えます。
なので、健康に長生きしてもらうために、良質なフードを選んであげるということは
飼い主として家族にしてあげられるとても大切なことだと僕は考えます。
フード選びで大切なことは
『犬のことを考えられて作られているか?』
『食べる時に新鮮な状態であるか?』
というところです。
そもそも犬の食性に合わせて作られているのか見る必要があります。
犬の食性は「肉食よりの雑食」
つまり穀類や植物性のものはある程度食べた方が良いということです。
(アレルギーなど、体質によります)
特に日本で飼われている犬達は、ライフスタイル的に運動量が極端に少ないです。
海外では庭が広かったり、お散歩の時間が長かったりしますが、日本で毎日1時間程度お散歩している子は少ないです。
(そもそもペットショップで「お散歩がいらない」とか訳のわからないことを言われているケースも多いです)
そんな子に高タンパクなフードを与えると、肝臓などに負荷がかかってしまいます。
そして新鮮さですが
特に気をつけたいのが、海外からのフードです。
海外から送られてくるフードの多くは空輸ではなく、船便が使われます。
船便で送られてくるフードは、コンテナでの管理がとても難しく
高温になってしまったり、酸化して食べる時には表示成分表の値に達していないものもあるそうです。
僕がオススメするフードは、タンパク質が大体20%〜24%前後のものを勧めています。
(飼い方や体型など伺ってからお勧めさせていただきます)
日本で飼われている家庭犬の消費エネルギーを考えると、このくらいで十分足りているからです。
原料については、昔勉強した時「ミールは良くない。」
と言われたことがありましたが、ミール自体は悪いものではないそうです。
ミールとは水分と繊維を飛ばしたものをミールと呼ばれるそうで、脂質を下げることに使われるとのことでした。
つまりミールはミールでも、「何から作ったミール」かが大切になります。
タンパク質の原料として使われるのはお肉やお魚がメインになりますが、
そのお肉の質がとても大切になってきます。
生肉なのか、バラ肉なのか、くず肉なのか、それ以外なのか…
そう!危険なのはそれ以外がある。ということです。
当たり前ですが、左から順に原料の値段が下がってきます。
格安フードには、コストダウンのために使用されている可能性が高いのです。
ではそれ以外とは一体何でしょう?
それは食用として使用できないが、タンパク質は取れるもの
鶏のトサカや動物の血液などもタンパク質として換算することができます。
家族である自分の愛犬が口にしているものは、食用ですらない可能性もあると考えると怖いですね…。
一番多い内容のわからない怖いもの→動物性油脂…(何の?!)
国で定められた範囲の中でフードメーカーさんは作っていますので、認可されています。
成分の詳細表示義務はありますが、上位から多い順に記載されている方が好ましい。
という規定だそうです。
「好ましい」ということは、ろくでもないメーカーであれば、順番をサバよんでいることもあるかもしれません。
恐ろしいですね…。。
ちなみに、ペットフードは家畜よりも品質レベルは低くてもOKです。
むしろ家畜の餌として使用できない部分を使用して、ペットフードに加工することが公に認められています。
心から信用できるメーカーさんのご飯をあげたいものですね。
さて、情報量が多くなってきましたので、今回はここまでにします!
また続きは時間のできた時に書きたいと思います。
ちなみに、当店の一押しは
お取り扱いしている「ビィナチュラル」のご飯です。

今後その理由もブログにあげたいと思います。
気になる方はお問い合わせください^^
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