今年もやってきます
暖かくなってきたので、虫が徐々に出てきますね…。
ということは、予防の季節になります!
フィラリアやノミ・ダニの予防が定期的に行う予防になります。
これらは毎年、1ヶ月に一回投薬が必要な予防になります。
まずはフィラリアの予防の話からしていきますね!
フィラリアとは、蚊が媒介する寄生虫で、蚊に刺されたタイミングで血管内に幼虫が入っていく感染症です。
血管内に入ってから数ヶ月かけて成虫になり、成虫になると紐状の虫が心臓内に絡みつくことによって、心不全を引き起こし、死にいたる病気になります。
フィラリアの投薬のお薬は飲む事によって血管内に潜んでいる幼虫「ミクロフィラリア」を駆虫してくれるお薬です。
お薬を飲むと、蚊に刺されないお薬ではありません。
そして、毎年春頃にフィラリアの検査をしてから投薬になると思いますが、その理由は、
フィラリアの駆虫薬(予防薬)は、成虫にも効果があるため、もし検査で陽性、つまり体内にミクロフィラリアが残っている場合は、どれくらいの大きさになっているのか?心臓に達していないか?などの詳細を確認した後、投薬を始めないと、ある程度大きくなってしまった寄生虫を駆虫してしまうと、死亡した虫が血流に乗って心臓に到達し、流れを止めてしまい犬も死んでしまうかもしれないからです。
飲み忘れの無いようにしっかり毎月飲ませてあげることで、フィラリア感染症を100%予防してあげることができるので、しっかり予防してあげましょう!
ちなみに、フィラリアの検査は微量の血液検査となっていますので、採血が必須となります。
絶対に採血をするのであれば、一緒に健康診断を兼ねて一般項目の血液検査をしてあげて、健康状態の確認をしてあげるとベストです!
健康な状態の数値を知っておくことで、今後のトラブルがあった時に治療方針が早く決まる場合もありますので、元気な時に一度調べておくことをオススメしています!
ノミダニの予防ついてはまた次回のブログで記載しようかと思います!
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