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ブラッシングについて

先日の勉強会で学んだ「ブラッシング」に関することをシェアしていきたいと思います!

少し長くなりますが、お付き合い下さい。


そして、最近何人かの方に後半に出てくるブラシをオススメしましたが、

ごめんなさい!

種類がありました!用途の違いがありました!

どんな形のものでも一応問題はありませんが、細かくいうと違いがありましたので、その説明も記載しています。

ぜひ読んでみて下さい!!


 

ブラッシングといえば、どんなことを期待して行いますか?



キレイに見えるように。

毛玉ができないように。

血行をよくして毛艶が出るように。

コミュニケーションとして。



このようなことを期待して行っているのではないかな?と思います。

全て正解ですし、期待して良いのですが、ブラシの選ぶ方や、やり方を間違ってしまうと

嫌がってしまって、ブラッシングすらさせてもらえなくなってしまうこともあります。


僕も、このようにやってみて下さい!とプロ流のやり方をレクチャーしたことがあります。

しかし、それはプロのやり方!

何百頭、何千頭とやってきたからこそ出来ることで、一般の飼い主さんに求めるものではないと気付かされました!



毛玉ができてしまうことに関して、

もしお手入れがしっかり出来ないのであれば、短くすることで回避できます。

お家でシャンプーするのであれば、なおさら短くする方が、飼い主さんもワンちゃんもお互いに負担が少ないです。

お手入れはあまり出来ないけれど、長くしたいのであればサロンに来る回数を増やすことで、維持することもできます。


当たり前かもしれませんが、毛の長さやサロンの回数でワンちゃんと飼い主さんの負担は大きく変わります。



使うブラシについても間違っていました。

スリッカーは「プロが使う道具」ということをわかっていませんでした。


飼い主さんと、トリマーではブラッシングの目的が変わります。

トリマーはキレイにするプロです!

なので、より美しく仕上げること。毛玉を解いたり、毛艶をよくすることを目的にブラシを使います。


飼い主さんは血行をよくする。という目的も良いですが、一番は

【コミュニケーション】として行ってもらいたいと考えています。



すると使うブラシは必然的に変わってきます。

スリッカーは万能ブラシと呼べる程、多岐に渡って使用できます。

が!かなり難易度が高いです!


スリッカーは専門学校を卒業しても、うまく使いこなせている人は稀です。

さらにお店に入ってから、経験を積んで使えるようになります。


スリッカーは、使い方を間違えるとワンちゃんに痛い思いをさせることもあります。

血行促進にスリッカーは不向きです。

肌に当たると刺激が強すぎて、肌を傷つけてしまうかもしれないのに、血行促進はできません!

さらにコニュニケーションに使いたいのに、スリッカーを使い方に意識を集中しなければいけないので、

コミュニケーションなんて取ることはできないです!


なので、今僕からオススメしているブラシは

【獣毛ブラシ】

です!



このブラシは、力加減はもちろん多少必要ですが、スリッカーほど高度なテクニックは必要なく、

血行促進の期待もでき、毛艶も出せる優れものです!


トリミング直後から毎日使っていれば毛玉もできないですし、気持ちが良いので嫌がる子も少なく、ワンちゃんとのコミュニケーションも取りやすいです!


ただし!

獣毛ブラシには、毛足の長さ、密度の違いがあります。

ワンちゃんによって向き不向きがありますので、一度ご相談頂きたいのですが


一応見つけ方としては

ブラシの毛の長さ:

長い→毛の長めの子、密度のある子

短い→短毛の子、密度の多くない子


ブラシの柔らかさ:

硬い→刺激が好きな子、密度ある子

柔らかい刺激が苦手な子、ツヤを出したい子


ザックリいうとこんな感じですが、ワンちゃんの好みもあるので、ぜひ一度ご相談ください。


そして今後獣毛ブラシをお取り扱い予定ですが

このセミナーの後、買っている業者さんから獣毛ブラシが消えました…笑

近日一部入荷予定ですが、いつ入るは未定です。。


ぜひコミュニケーションとしてのブラッシングを取り入れるために、獣毛ブラシを取り入れてみて下さい^^

 




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